妊娠糖尿病って何!?

妊娠糖尿病とは、妊娠中に、糖尿病になることを言います。もっと簡単に言うと、妊娠中に発症、発見された軽度の血糖値の異常のことを言います。

これは、妊娠中に、胎盤から分泌されるホルモンが原因と言われています。妊娠中、インスリンという、血糖値を下げるホルモンが少ないと、胎盤から分泌されるホルモンに邪魔をされ、血糖値を正常値に保てなくなることがあります。これを、妊娠糖尿病と言います。

この、血糖値のコントロールが上手にできないと、胎児が巨大化したり、産後、赤ちゃんの低血糖や、呼吸障害になる原因になります。お産の時に、帝王切開をする率も上がり、母体へのリスクも増えることになります。

 

でも大丈夫!基本は食事療法で治していくもののようですが、コントロールがうまくできない場合は、薬を使う場合もあるそうです。

以下、食事のポイントをまとめたものです。

 

  1. 食事の時間は、決まった時間に取るようにする。
  2. 鉄分を多く含む食べ物を取り入れる。
  3. 脂身の少ない肉類、魚、大豆製品、卵、などの、良質なタンパク質をとるようにする。
  4. 食物繊維の多い食品で、かさまし。色のついた野菜を食べてビタミン摂取。
  5. インスタントやレトルト、塩分の多いものを避ける。
  6. スナック菓子などの、糖分、脂肪分の多いものは避ける。

妊娠糖尿病かどうかは、妊娠24-28週に行われる血液検査で分かります。甘い液体を飲まされ、一時間後に、もう一度血液を採取され、血糖値がどれだけ上がるかを検査します。

 

妊娠糖尿病でないことが一番ですが、妊娠糖尿病になっても、ストレスに感じちゃだめですよ!妊娠中のストレスが一番赤ちゃんに影響を与えます。

私の実体験ではありませんが、実際に、妊娠糖尿病っだった友人は、食べるものに気を付けて生活していました。血液採取の器具を持ち歩いて、いつでも血糖値を測れるようにしていました。

血液検査で、妊娠糖尿と診断されると、Alberta Healthが行っている、妊婦さん向けの糖尿病のクラスに通わなければいけません。そこでは、妊娠中、いかにストレスフリーで糖尿病と付き合っていくかを教えてもらえます。食生活のアドバイスの他、適度な運動、妊娠中のあらゆる出来事について聞くことができます。自分一人だけではないと思うと、少し、気が楽になりますよね。旦那さんも一緒に参加できると、もっといいかと思います。