娘が痔になった。便秘との闘いが始まった…

離乳食を始めた5か月頃から、うちの娘は便秘になりました。

それは、日を追うごとにひどくなり、ついには1週間でない時もありました。

それでも娘は、機嫌が悪くなることも、熱や便秘以外の体の不調が出ることもなく、母乳もたくさん飲んでいたし、夜中も4時間ごとに授乳していました。

おなかを触ると、明らかにうんちが詰まっているのがわかり、うんちをしても、硬めの物ばかりでした。

娘が6か月の時に、日本に一時帰国することになり、それまでは気にしていなかった便秘を、家族がとても心配し、病院に行けと、とてもしつこかったので、健診もかねて、医者に診てもらうことにしました。

二か月の日本滞在中に、便秘で通院することになり、腸の病気を疑ってレントゲンを撮ってみたり、浣腸をし、シロップ、酸化マグネシウム、下剤を処方してもらって、説明を受けたとおりに飲み続けました。おかげで、1週間でなかったものが、3日に1回になり、それが毎日になり、出ていたものも、うさぎのふんのようなものから、柔らかめなものに変わったりと、成果はあったように見えます。

最後の通院の日には、3か月分の酸化マグネシウムを処方してもらい、カナダに持ってくることが出来ました。

 

が、ここからが痔の始まりでした。

 

生後8か月を過ぎ、離乳食も3回食になりました。それと同時に、授乳の回数も減ってきて、9か月になるころには、昼間の授乳がなくなり、夜間1回だけになりました。

この頃のうんちには、たまに血液がついていることがあり、力む姿も様になってきていました。私はというと、「あ、うんちが硬かったから、切れちゃったんだな」くらいにしか思っておらず、うんちが出たんだからと、気にしていませんでした。

 

異変に気付きたのは9か月を過ぎたころです。9か月健診に、何事もなかったかのように行き、その数日後のこと。

いつものように朝ご飯を食べて、娘はうんちタイム。が、この日の娘は、力むときに顔を真っ赤にして、頭に汗をかき、叫び泣きながらのうんちタイムでした。これを見た私ととーるちゃんは、すぐさまファミリードクターにアポをとり、朝一で見てもらうことが出来ました。

そして、ドクターから、痔だといわれました。

よく見ると、お尻の穴の周りがぷっくり膨れていて、時計でいう12時と6時の位置がぷっくり赤くはれていました。これを「見切れイボ」というのだそうです。硬いうんちが、通り道を傷つけて出血し、それが続くことで、傷ついた部分の外側が腫れ上がるのだそうです。痔を治すには、便秘を治さないといけないと、そして、極端に下痢くらいのうんちが理想的だとも言われました。

その日、先生には、少量のおしっこなどではおちない、厚めの塗り薬と、痛め止めの薬をもらいました。そのほかに、日常で気を付けることとして、

  • 水分を多く与える
  • うんちが少しでも滑るように、ワセリンを多めに塗ってあげる
  • マンゴー、キウイ、プルーンなどの、糖分の多いフルーツを与える

という、アドバイスをもらいました。

特に控えた方がいい食材があるわけでもなく、今まで通り、離乳食に関しては、献立を特に変える必要もないといわれました。

 

それから1か月、また1か月と娘と痔、便秘の戦いは続き、現在11か月になりますが、今も続いています。

 

その間、卒乳をすることになり、水分補給を心がけ、もしかしたら、米がうんちを硬くするのでは?と、米を1週間抜いてみたり(結果、特に関係はなさそうだったので戻しました。笑)鉄分の取りすぎなのでは?と、一日に摂る鉄分の種類を変えてみて、その分野菜を多く摂らせるようにしてみたりと、離乳食の変化もしてみました。そして、牛乳を飲ませるために、朝食はシリアルに変えてみたり、糖分の多い果物を与えてみたり、毎日バナナを1本食べさせる、など、沢山のことを試行錯誤しています。

 

妊娠中にいぼ痔を体験した身としても、痔の痛みはとてつもなくわかるので、娘が叫び泣きながらうんちをしているのを毎日見るのは、とても心が痛みます。お立ち台(何かにつかまってうんちをするのでこう呼んでいます)に、つかまってうんちをしながら、私の方を見てくるときは、代わりに私につかまりなさいと、娘をぎゅっと抱きしめながら、「がんばれー、がんばれー!」と、応援します。一通りの便意が終わったら、「がんばったねー!」と、またぎゅっとしながらほめてあげるようにしています。

 

便秘はまだまだ続きそうなので、痔が治った頃に、また経過の記事を書きたいと思います。