実録!私の出産体験談。破水から始まった出産。なのに、家に帰っていいってどういうこと!?

出産って一言で言っても、母体の状態によっては、いろいろな出産方法があって、それは一言で「私は絶対に無痛分娩!」なんて言っていても、実際には普通分娩になったりして、全く予期できないものです。

 

私も、周りのママ友たちから、いろいろな出産経験談を聞いているうちに、自分の時はこうであってほしい、という、ワクワクの反面、こうなってしまったらどうしよう…という、不安もたくさんありました。

 

今回は、出産を経験した一人として、私の体験を数回に分けて、書きたいと思います。

私の場合、37週に入った数日後の夜中に破水しました。夜中、なかなか寝付けず、深夜4時、携帯をいじっていた私は、何か、生理の時の血液が出る感覚を感じました。それは、尿漏れにも近い感覚で、もしかしたら…とおもい、トイレに直行。

 

ハイ、破水でした!

 

これが破水かと思ったかというと、色が少しピンクがかっていて、量としても、おりものシートでは耐えきれていない量だったからです。下腹部も、時間とともに少しずつ痛くなってきていて、でも、この時はまだまだ気にならない痛みでした。

 

日曜の深夜だったこともあり、とーるちゃんはぐっすり眠っていましたが、たたき起こして、破水したと伝えると、飛び起きてくれました。笑

 

入院バックは準備してあったので、中身を最終チェックして、病院に向かいました。

 

私が選んだRockyview General Hospitalは、夜中から朝方一定の時間帯はEmargencyの入口以外開いていません。なので、玄関の横にあるスピーカーを使って、警備員さんとお話をして、扉を開けてもらわなければいけません。(これは、友人の出産翌日に病院を訪れたときに、友人の旦那さんにレクチャーしてもらいました。ついでに、分娩受付の場所まできちんと教えてもらっています笑)

 

玄関は幸い開いていて、エレベーターを使って受付までいき、「破水しました」と、伝えると、いくつか質問されました。

  • アルバータヘルスカードの提示
  • ファミリードクターの名前と住所
  • 緊急連絡先
  • 出産予定日
  • 産婦人科医の名前
  • どうやってここまで来たのか、付き添いの人はいるのか

くらいな感じだったと思います。

その後、尿を取るためにトイレに案内され、個室に連れていかれました。台の上に寝たら、大きなおなかの周りに、赤ちゃんの心拍を図るものと、陣痛の間隔を図るものを付けられ、同時に子宮口がどれくらい開いているかチェックされました。

ここまでは、フィリピン人の気さくなナースがやってくれ、その後、ドクターが部屋にきて、「出産まではまだ時間が掛かりそうだから、いったん家に帰ってもいいし、このままここで、陣痛促進剤を打ってもいいし、あなたの好きな方を選んでください。」と言われました。

 

え?破水してるのに、帰っていいの?

 

と、思いましたが、お腹も空いていたし、明日からの病院食を作りたいと思って、いったん帰ることにしました。そう、ママ友からも聞いていたことで、入院中困ったことの1位が、病院食がまずいこと。病院によっては、おいしいという評価の場所もあるようですが、カルガリーの3/4は、まずい。

 

夕方には戻ってきてねと言われたので、その間、おにぎり、お茶、お菓子、と、簡単に持っていけるものを用意して、いったんシャワーを浴びることに。

今思うと、この時やっておけばよかったなと思うことは、

  • もっと、ご飯を作って、たっぱに入れて持っていけばよかった(この時は、ママ友の一人が、ご飯をたくさん作ってきてくれて、とても助かりました。しかもうまい!)
  • とーるちゃんのご飯を作っておくこと (一緒になって病室でおにぎりを食べるか、外食になってしまっていたので。)
  • ミルクの作り方を勉強しておくこと (母乳が出るかわからなかったので、初めはミルクとの混合になり、作り方や、温度が分かりませんでした。哺乳瓶も好いてくれなくて、新生児用の乳頭があることも知らず、あたふたしました)
  • 赤ちゃんの服装についてもっと知識を持っておくべきでした (短肌着、長肌着、スリーパー、って、何!?と、後になってぐーぐるさんにお世話になりました。)

出産の状況によっては、病院に思ったよりも長く滞在しなければいけない場合も出てくるので、その場合は、予期できなかった、ということで、トトさんにおうちと病院を何回か、往復してもらいましょう!