コロナで大変な時期に出産するということ/私が経験した変化

コロナウイルスの影響が、カルガリーに浸透してきたころ、妊娠後期に入ってからの検診体制が変わりました。

 

まず、検診に来ることができるのは、妊婦さんのみ。子供や、旦那さん、付き添いは入れません。検診の前日に、予約確認の電話をもらい、その時に、コロナの感染症状はないか、聞かれます。

 

妊娠中期、後期の妊婦さんの検診は、リモートでの検診、つまり、電話での往診に代わりました。院内も、受付前には椅子を置き、人との距離を保てるようになりました。受付でも、コロナの症状がないか、質問されます。

待合室の椅子の数や、位置も、距離が離れ、受診者は受付を済ませると、ほとんど待合室にいる必要なく、個室に案内されるようになりました。その分、個室での待ち時間は長くなりました。

 

37週以降の検診では、毎回、病院でのコロナの影響、変化、対応への質問をドクターに質問して、常に情報をアップデートしていました。

私が出産する時期(3月末から4月頭にかけて)は、

  • 病院の入り口で、感染症状がないか、質問され、消毒をし、マスクを付けるようにいわれます。
  • 出産への立ち合いは原則1人で、病院の外への外出をした場合、戻ってくるのは、赤ちゃんの退院の時。(例:産後、旦那さんが家に一度仮眠をしに帰り、同じ日に戻ってくることは原則できなくなります。外へご飯を買いに行く事もできなくなります。)
  • 院内のカフェの営業時間の変更(食べ物を買う場所はここしかありません)
  • 妊婦さんもマスク着用(私の場合は、ギリギリ、着用しなくていい日でした。次の日から、全員着用になりました)
  • パーキング代無料

  

私が病院で産んだ時期よりも、今は、院内でのルールが変わっているとは思いますが、初めて赤ちゃんを産む妊婦さん、経験していても、こんな状況は初めての妊婦さん、コロナの影響で、病院を変えなければいけなくなった妊婦さん、色々いると思います。みんな、不安ですよね。でも、お腹の中の赤ちゃんは、コロナがおさまるまでなんて、待ってくれませんよね。できるだけ、沢山の正確なコロナに関する情報を得て、出産に臨むことが、安全に出産に臨むことにつながるとおもいます。私の経験した、集めた情報が少しでも役に立ってくれると幸いです。