実録!出産から、退院までの、リアルな出来事を教えます!

「おギャー!」

と、大きな声を出して、生まれてきてくれた、小さな小さな命を、胸に当てながら思ったことは、

これから何が起こるの?

 

その不安って、なかなか言葉にはできないもので、きっと、私だけじゃなくて、出産後のお母さんって、きっとみんな同じ事思ってると思うんです。

 

どうなる?

何が起こる?

その時どうする?

 

今回は、実際に私が体験、経験した、出産から退院までの1日半の出来事を書いていきたいと思います。

 

0日目

深夜1時頃 無痛分娩で出産 

すぐさま娘は、体を拭かれ、体重、頭の大きさ、身長を図られ、布の帽子をかぶせられ、私のところにやってきました。娘を胸に当て、(skin to skin)そのままの状態で、力んだ時に切れてしまった部分を縫われました。縫った部分はとても痛くて、縫われた部分の痛みに耐えるため、タイラノールと、アドビルを4時間おきに飲みました。

娘を一旦、ナースに預け、自分はお尻の痛みに耐えながらの分娩台を降り、分娩室にあったシャワールームでシャワーを浴びました。これがものすごくグロかった…

分娩台からシャワールームへは、たくさんの血痕、ユニットバスで、シャワーを浴びている最中も、排水溝に流れていくのは、血、血、血。流しても、流しても、赤い、赤い…。ママ友達から、産後、シャワーを浴びることができると聞いていたので、シャンプーや、ボディーソープなども、持ってきていたものの、ソープがしみるんじゃないかと、ビビり、結局シャワーで流すだけでした。 

 初めてのトイレも緊張しました。ティッシュを使えなかったので、ペットボトルの先端に穴が開いたものに水を入れて、それで洗い流していました。退院後も糸が気になって、数週間これで流していました。

シャワーを浴び終わり、産褥ショーツに足を通すのも大変で、足に力が、なかなか入らず、片足を上げると、プルプルしていました。私の血痕を掃除していてくれた担当のナースに、手伝ってもらいながら下着をつけ、新しく用意してもらった服に着替えました。

車いすに乗せられ、病室に移動しました。

私が娘を産んだ、Rockyview Hospitalでは、個室を予約することができず、出産したときに空いていたら入れるというものでした。もちろん、個室は別料金がかかります。私は個室希望でしたが、当日空いていなかったので、相部屋に通されました。二人部屋でしたが、退院するまで入ってこなかったので、楽々使うことができました。部屋には、付き添いの人用のベッドはなく、椅子が人るあるだけで、旦那さんはその椅子で寝泊まりしていまっした。

部屋について、娘が到着し、担当のナースに、退院までの流れの説明を受けました。そして、おむつ替え、授乳をした時間を記録用紙に記入するように言われました。この記録の仕方は、娘が3か月になって、完全母乳になるまでしていました。この時のことを書いたものは、また別の機会に書きたいと思います。

 

そして、母乳をあげる練習開始。

はじめはやっぱり出なくて、小さい口にくわえさせるのに苦労しました。飲んでいるのか、感覚がわからなくて、それでもくわえさせて、一緒に練習しました。

おむつ替えも初めてで、おむつのおしっこのサインが青くなるのが、なんだか新鮮で、「あぁ、この子、ちゃんとおしっこしてるんだな」ってひたってました笑

驚いたのは、うんちの色。生まれたばかりの赤ちゃんって、うんちの色が黒いんです。本で読んでいて知っていたものの、実際に見ると、海苔の塊みたいで、不思議でした。この黒いうんちは、数週間続きました。

 

朝9時頃

授乳講座に参加

院内で同じ日に出産をしたお母さん方と一緒に、授乳の方法についてのお話を聞いてきました。いくつかのポジショニングがあること、どれくらい飲ませたらいいのか、何を目安に、飲んでいることを確認できるのか、など、本を読んで予習していたものの、質問が出てくる出てくる。私の他に、3人のお母さんが一緒に参加していて、みんな自分と同じような疑問をぶつけていました。

 

この後、旦那さんに赤ちゃんを見ていてもらい、少しの間仮眠することができました。夜中は、ハイになっていたのか、なかなか寝れず、隣にいる赤ちゃんが息をしているのか心配で、なかなか寝れませんでした。これ、あるあるです。笑

 

翌日 9時頃

このころ、入院した時からしていた点滴がやっと取れました。少し歩いてきてもいいといわれたので、廊下をうろうろ。思ったほど、部屋は埋まっておらず、ナースに話を聞くと、同じ日に生まれた赤ちゃんは、うちの子を含めて4人だったそう。混んでいなくてよかったねと言われました。

この後、尿検査をしました。血液入るけどいいの?と思いながらも、なるべく入らないように取ってくださいと言われ、トイレで頑張る。

娘は、生まれてから,羊水をまとったままだったので、退院する前に、初めての沐浴。娘は泣いていました。笑 ナースに、お風呂の入れ方を教わりました。旦那さんは、動画を撮っていました。笑 そして、娘の血液の採取と、黄疸の検査、指紋の採取。その他に、産後うつや、子育て支援についての説明、カナダの出生届を書いたものを渡して、ベビーシートの点検。持ってきていたベビー服に着替えて、退院しました。

 

私の場合は、特に大きな問題もなく、出産することができたので、これだけスムーズに退院できたんだと思います。出産は、何が起こるかわかりません。自然分娩希望でも、赤ちゃんや、お母さんの容態によっては、帝王切開になる場合も。無痛分娩を希望していても、赤ちゃんが生まれる準備ができてしまって、点滴を打つ暇がなくなることも。産道で、赤ちゃんが疲れてしまい、赤ちゃんの頭を吸盤で引っ張ることも。

なーんて、不安をあおるようなことは、これくらいにしておきます。笑

 

以上、出産から退院までの体験記でした!